この記事では、SEO対策に欠かせない内部リンクの効果やメリットについてお伝えします。
以前のグーグルは内部リンクよりも外部リンクの方に力を入れていましたが、今は 内部リンクの方がSEOに効果がある と言われています。
- 内部リンクについて知りたい
- 内部リンクの効果について知りたい
- 具体的な内部リンク対策を知りたい
以上の悩みを解決します。
- 内部リンクについて
- 内部リンクとSEO効果について
- 内部リンクを最適化する6つの具体的な方法
この記事を読むことによって、 効果的な内部リンクの張り方が分かります。 それによって SEO効果が発揮され、徐々にあなたが書いた記事が上位表示されるようになります。
ぜひ、最後まで記事を読んで内部リンク対策を充実させていきましょう。
内部リンクについて
内部リンクとは、自分の所有するWebサイト内にリンクを貼る行為のことを指します。リンクの貼り方については6つほどの貼り方がありますが、それについては後述します。
分かりやすく言うと、 記事の中から別の記事に移動できるようにリンクを貼ったり、サイドバーから誘導したい別の記事などにリンクを貼ったりすることを言います。
内部リンクは外部リンク以上にグーグルに評価してもらうためには必要 です。
Webサイト内をしっかりと内部リンクを張り巡らせた構造にすることによって読者にとっても見やすく、そしてSEO的にも非常に有効な施策になります。
内部リンクは自分が所有するWebサイト内で行う施策であるため、いつでも修正することができます。内部リンクとは、クローラーがサイト内を巡回しインデックスをしたり、サイトの評価をしたりするには欠かせないものです。
設置方法にはいくつか守っておきたいルールがあります。このルールに沿って内部リンクを張り巡らせることによって様々な恩恵を被ることができるのです。
以下から内部リンクに効果について解説します。
内部リンクのSEOの効果について
内部リンクを最適化すると様々な効果が期待できますが、ここでは以下の三つの観点から解説します。
- ユーザーにとってのメリット
- SEO的に有利になるメリット
- 運営者側の二つのメリット
以上の観点から内部リンクを解説します。
ユーザーにとってのメリット
ユーザーにとってのメリットはWebサイトに訪れた時に、ブログが見やすいという事とユーザーが知りたい情報を他のサイトに移動しなくても知ることができるという点です
例えば、あなたはこんなことがありませんか?
『〇〇についてもっと詳しい情報が欲しい!』
などと思った時に、ユーザーが訪れた記事の内部から先回りしてリンクを貼っておけば痒いところに手が届くようにユーザーが欲しい情報を提供することができます。
ユーザーの検索行動は実に明快です。もし、 ユーザーが知りたい情報でなかったら、さっさと他のブログに行ってしまいます。
また、欲しい情報にたどり着いても、また新しい情報が欲しくなれば違うサイトに行きます。こういうユーザーの検索行動までグーグルはきっちりと把握しています。
この辺りのことについては以下の記事を参考にしてください。
これを、ユーザビリティが良いサイトという表現をします。
Webサイトを訪れた ユーザーが簡単に、迷わないで、ストレスを感じる事なく欲しい情報にたどり着くこと をいいます。
グーグルが求めているのは正しく、このようなユーザビリティに優れたWebサイトなのです。
SEO的な3つのメリット
次に解説するのはSEO的な側面から三つのメリットについて解説します。内部リンクを最適化することによって、以下のように三つのメリットが生まれます。
このメリットを生み出すことによって、あなたが作ったWebサイトは上位表示という大きなご褒美を授かることができる訳です。
しっかり読むことによってどんなメリットがあるかを理解しておきましょう。
SEO効果1:内部リンクの最適化によって、クローラーが回遊しやすくなる
Googleのクローラーは、Webサイトに訪れた時に、リンクを辿ってページをクロールしていきます。そして、クロールしながら、それぞれの記事をインデックスさせていきます。
ですから、新規に作った記事であっても、古い記事にリンクを貼っておく事でクローラーが回遊して、新しい記事を見つけてくれます。
それによって、 インデックス効果が高まり、早く検索結果に表示される のです。
逆に言えば、 リンクを貼っていない記事は、記事単体だけのパワーになるので、どうしてもパワーが弱い ということになります。
パワーが弱い記事は、グーグルからも評価は低くなります。
クローラーが回ってこないWebサイトはグーグルから評価されず、インデックスされないので検索結果に表示される時期が遅くなるのです。
SEO効果2:内部リンクの最適化によって、ページ同士の関連性が高まり評価が向上する
新規に作った記事からでも、関連するページへのリンクを送ることで、Googleはテーマに関連しているページであると認識します。
それに合わせてリンクのアンカーテキストに対策するキーワードを加えることで、さらに対策キーワードの関連性を認識させることにつながります。
SEO効果3:内部リンクの最適化によって、サイト内部に評価を行き渡らせることができる
それぞれの記事には、ページランクと言われるランクが付き、記事が評価されます。
(このページランクは以前は見ることができましたが、今は確認することができなくなりました)
この ページランクは、高品質な記事同士がリンクされることによって、ランクが上がると 言われています。
従って、内部リンクをバランスよく設置することでサイト全体にページ評価が行き渡り、順位の向上につながります。
このように内部リンクを最適化することによって、様々な恩恵を受ける事が出来るのです。
もし、あなたが作ったWebサイトがなかなか 検索結果の上位に上がってこないという悩みがあるなら、すでに設置されているリンクの見直しをしてみましょう。
運営者側の二つのメリット
最後に運営者側、要はWebサイトを作って収益化したい私たちのメリットについてお伝えします。内部リンクを張り巡らすことによって、以下の二つのメリットがあります。
詳しくは以下から解説します。
サイト内回遊率や滞在時間が向上してグーグルの評価が高くなる
1人のユーザーがサイト内のコンテンツを何ページ閲覧したかを表す指標
初めて聞いた方は驚くと思いますが、グーグルは一人のユーザーの行動まで把握しています。
また、 サイト内滞在時間と言うのは、『1人のユーザーがどのぐらい長くそのサイトの記事を閲覧していたか』を表す指標 です。
サイト内回遊率と同じく、サイト内滞在時間も長ければ長いほど『このサイトの記事はじっくりと読みたくなるようなしっかりした内容のコンテンツを提供している』と判断されます。
回遊率、滞在時間は、ともにSEO的のアルゴリズムに大きなプラスポイントとなる評価です。
結論としては、内部リンクを最適化することによって、サイト内回遊率や滞在時間が向上し、結果検索エンジンからの高い評価を得て上位表示がしやすくなるということです。
PV数と収益額が伸びる
内部リンクによって、サイトを訪れたユーザーがサイト内の記事を回遊しやすくなります。
適切に配置された内部リンクによって多くの記事を読んでもらえるという事です。つまり、これは単純に 1人あたりの閲覧ページ数が増える ということに繋がります。
ユーザーが閲覧する記事が増えるということは、それだけ価値を提供している事にも繋がりますから、結果的には収益化できる ということになります。
ブログアフィリエイトでは、ユーザーに役立つ記事をたくさん作って、悩みを解決してその結果として欲しい商品やサービスを購入していただくということです。
ユーザーに戻るボタンを押させないくらいのクオリティの高いページやブログに育てていくことが大切だということです。
内部リンクを最適化することによって、以上述べてきた事に大きく貢献してくれることになります。
内部リンクを最適化する6つのポイント
次に内部リンクを最適化するための6つのポイントについて解説します。施策が6種類あると理解してください。この6種類の施策を順番に行っていく事によって、確実に 内部リンクの最適化が出来上がっていきます。
それぞれ以下から丁寧に解説していきますので、理解を深めるとともに実践していきましょう。頭で理解出来ていることと実際に出来ることは違います
頭で理解できていても、実際に実践してみるとなかなか思うようにできないのがブログアフィリエイトというものです。
【実践 → 検証 → 改善】という繰り返しこそが、あなたのブログを大きく育ててくれるのです。
妥協することなしに、納得がいくまで改善を繰り返しましょう。以下から、具体的な内部リンク対策を一つ一つ見ていきましょう。
グローバルメニューからのリンク
グローバルメニュは以下の図の部分です。
上記の赤枠がグローバルメニュと呼ばれている部分です。私のブログの場合は、左メニュから以下の通リに配置しています。
- ホーム
- サイトマップ
- プロフィール
- 公式メルマガ
- お問合せ
現在の所は、五つ配置しています。多くのブログではグローバルメニューを配置していますが、配置している数はブログによって様々です。
平均すると4~7くらいになっています。
グローバルメニューに何を配置するかは特に決まってはいませんが、ブログの中で特に見て欲しい項目を配置することが多くなっています。
特に初心者が何を配置するかに迷った時には、 「サイトマップ」と「お問合せ」は配置する ようにしましょう。
パンくずリストの設置
次に解説するのはパンくずリストについてです。パンくずリストの場所は以下の図の通りです。
パンくずリストは、訪れたユーザーが今Webサイトのどの階層にいるかを伝える役割があります。
上記の例で解説すると、今見ているページは、「カテゴリが初心者」で、【ブログ初心者必見】SEO対策に欠かせない内部リンクの効果とメリットを徹底検証」の記事を見ているというのが分かります。
パンくずリストを設置すると、 ユーザーだけではなく、クローラーにも有効です。
現在のページがどの階層であるかをクローラーに伝えることによって、このブログは記事の階層を分かりやすく構成しているという評価を受けることが出来ます。
多くのブログでは、ユーザーの流入は記事単位が多いです。自分がアクセスしたページがどの階層にあるのかを見た目で知ることができるので、違う階層の記事を見てもらえることにもつながります。
多くの記事を見てもらえるようになると、サイト内の回遊率が高まり、結果としてSEOの評価も高まるということです。
サイドバー・フッターリンク
サイドバーと言うのは以下の赤枠で囲んである部分です。
この部分も訪れたユーザーに非常に目につく大切な場所です。
この部分にもリンクを貼っておく事によって、 見て欲しいページや大切なページ、アクセスの多いページ等にユーザーを誘導 することができます。
私の場合は、上から以下のような配置にしています。
- プロフィール
- お問い合わせ
- ブログ内の検索窓
- 人気記事一覧
- カテゴリ
- 最近の投稿
- アーカイブ
一つの参考例として考えてみてください。
フッターリンク
フッターリンクと言うのはブログの最下位の部分です。
私のフッターリンクには、プロフィールとお問合せ、ブログの検索窓、カテゴリごとの記事の分類、最近の投稿とタグ一覧のリンクを貼っています。
フッターリンクもグローバルメニューやサイドバーリンクと考え方は同じです。
訪れた ユーザーが見やすいようにリンクを貼る、あるいは見て欲しいページにリンクを貼るのが基本 です。
私が使っているテンプレートは、フッターリンクは縦の3列の配置が可能です。これは使うテンプレートによって違うので、それぞれに合わせた配置を考えていけばいいでしょう。
関連する高品質なページへのリンク
関連する記事へのリンクを貼るというのも非常に大切です。図で言うと、上記の赤枠の部分です。
それぞれの記事の中で、関連するページにリンクを貼って、記事を見てもらうように工夫します。クローラーはそれぞれのページからリンクを辿って、色々なページをクロールします。
各記事に貼ってあるリンクが多ければ多いほど、インデックス効果が高まり、早くインデックスされる可能性は高まります。
また、その記事に訪れたユーザーが気になる記事や一緒に見て欲しい記事等に誘導することによって、ブログの滞在時間を伸ばす効果も期待できます。
グーグルはブログの滞在時間もしっかり監視しているので 、 滞在時間が長いブログほど有益なブログと認められて検索上位 に出やすい という仕組みを作っています。
画像ではなく、リンクの内容が分かるアンカーテキスト
内部リンクは出来るかぎり、画像やボタンではなくて、テキスト形式でリンクを貼るようにしたほうがSEO効果が高いです。
上記の図のような感じです。これはユーザーにとっても分かりやすいですし、クローラーにとってもリンクを辿りやすいという二重の効果が期待できます。
テキストでリンクを貼る場合も、基本的には青色でリンクを貼るのが基本ですが、これは何故かというと、 ユーザーの中に潜在的に青色=リンクだいう潜在的に認識する傾向がある からです。
テキストはキーワードを含めることが基本です。そうした方がSEO上も有利になるからです。いくつか例を出しておきます。
例えば、あなたが筋トレのブログを作っているとします。そして、リンク先のページが筋トレと食事バランスについてのページだとした場合の例を示します。
(例)リンク先のページが「筋トレ 食事バランス」というキーワードの場合・・・
B例 筋トレの効果を高めるには食事バランスが大切
※文字は青色を使ってリンクだと認識しやすいようにしておく
よく見かけるのは、Aの例のような形で『こちら』にリンクが貼ってある例です。これは、SEO的にいうと非常にもったいないです。
なぜなら、このアンカーテキスト部分だけを見ると、リンク先のページの内容が分からないからです。
人が文章を読めば、文脈から、何を指しているかは分かりますが、クローラーはロボットなので 『こちら』では意味を把握することは出来ません。
そうなると、SEO的にはマイナスの評価を受けてしまうということです。
ここまでの内容を整理すると、 アンカーテキストにリンク先のページのキーワードを含めると、クローラーはそのキーワードをリンク先の記事の重要なテーマだと認識します。
そして、そのキーワードでの評価が高くなり上位表示がしやすくなります。
従って、 B例のように、アンカーテキストはリンク先のページが何を伝えているページなのかをはっきりと伝わるようにキーワードを含めるようにしましょう。
サイトマップの作成
上記の図は当サイトのサイトマップです。
サイトマップは本の目次のように、サイト内にある記事の一覧をまとめて表示し、ユーザーがサイト内の全記事を一望できるようにしたものですが、内部リンク最適化の観点からもメリットがあります。
クローラーがあなたのサイトの記事をくまなく巡回し、情報をもれなく収集してもらうためには、 各記事のリンク階層がトップページから3階層以内(2クリック以内)であることが好ましいです。
これ以上深くなると、クローラーは記事を見つけることができずクローリングしてくれない可能性があります。
サイトマップは、トップページに設置することで、少ないクリック数で全ページにアクセスできるというメリットがありますが、 クローラーにとってもリンク階層が浅くなるので、全てのページの情報収集を助け、漏れをなくすことができます。
トップページから各記事への経路を短くするというメリットも非常に大きいので、 サイトマップは必ず設置するようにしましょう。
サイトマップは自分で作らなくても、ワードプレスのプラグインをインストールする事によって、記事を作成するたびに自動で生成されます。
重要なページに内部リンクを集める
内部リンクは、作った記事にやみくもに貼っても効果は薄いです。
リンクの多いトップとリンクの少ないページの内部リンクを比較すると分かりますが、 圧倒的にトップページからのリンクが高い効果を発揮します。
ちなみに、当サイトでは、トップページにはいろいろな内部リンクを仕込んでいます。例えば、グローバルメニュは五つの内部リンクを貼ってあります。
サイドバーにもいくつかの内部リンクを仕込んでいます。そして、サイトの一番下の部分、フッターにもいくつかの内部リンクを仕込んでいます。
このように、 内部リンクはトップページに集中させた方がSEO的にも効果的 ですし、 ユーザーにとってもどこに何が配置されているかが一目瞭然なので、ユーザビリティが高い サイトだと認識されやすいのです。
まとめ~SEO対策に欠かせない内部リンクの効果とメリットについて
- 内部リンクについて
- 内部リンクとSEOの効果について
- 内部リンクを最適化する6つのポイント
②記事が10記事を超えたら内部リンクを貼る
③どの記事から内部リンクを貼ったかを記録しておく
ブログ初心者に特に理解して欲しいのは、内部リンクを最適化する具体的な方法です。
内部リンクの効果を実感できなくても、具体的な施策を実践することによって、上位表示が可能になり、比較的短時間でその効果を実感することが出来るからです。
ぜひ、あなたが作っているブログに適用してくださいね。