
アフィリエイトを実践するに当たって、ASPに無料登録することは必須です。
しかし、ASPも個人で運営しているものを含めると国内だけでも100社はあると言われています。
それほどたくさんあるASPの中でも初心者が登録しておいた方がいいASPを厳選してご紹介します。
併せて、それぞれのASPの特徴や簡単な登録方法も解説します。
後半では、ASPとどのように付き合っていけばいいかについても解説します。
Contents
アフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)の役割について
ASPとはアフィリエイトサービスプロバイダの略語です。
アフィリエイトにおけるASPは、広告主とアフィリエイターの仲介役です。
私たちアフィリエイターは基本的に、広告主と直接やりとりをすることは出来ません。
広告主のアフィリエイターの間に入って、仲介役を務めてくれるのがASPなのです。
ASPを通して、私たちアフィリエイターはさまざまな情報が得ることが出来ます。
例えば、ある商品を広告主が大々的に広告して売りたい場合は、その商品に関するセミナーを実施して、それに参加することによって、無料で商品を貰う事が出来たり、特別単価を貰うなどのメリットがあります。
ASPに登録するだけで、そのASPが契約している広告主のサービスを取り扱うことが出来るようになります。
広告主が提供する様々なサービスや商品を、広告主が定めた条件に従って、アフィリエイターが販売すると、それに応じた報酬が支払われるという仕組みになっています。
その条件は様々ですが、主には以下のような成果条件を求められます。
・商品の購入
・商品の広告をクリックする
・サービスや商品の会員登録
・サービスの資料請求
・無料相談会等への参加
このように、成果条件には色々な種類があります。
アフィリエイターの有利な点は、自分が好きなサービスや商品を選んで記事を書いて紹介していくことが出来ることです。
アフィリエイトで稼ぐための基本的な公式は、売れるサービスや商品を紹介するということです。
この鉄則を守って、記事の中で様々なサービスや商品を紹介することであなたの報酬はグッと伸びていきます。
アフィリエイトで稼ぐ為には、まずは主要ASPに登録して、あなたと相性の良いサービスや商品を探すことが先決になります。
世の中には、色々なサービスや商品が溢れかえっています。一般の人が知らないようなモノも探せば色々と出てきます。
次の章から、主要ASPの特徴について理解していきましょう。
主要ASPの特徴について
ここからは、私が登録しておいた方がいいと思う主要ASP七つをご紹介します。
この中で、アマゾンと楽天については、報酬単価の利率が2%~5%くらいが普通で非常に報酬単価が低いのが特徴です。
もう少し詳しく解説すると、例えば一万円の商品をあなたがブログの中で販売したとしても、2%の報酬利率であれば、200円の報酬とということになります。
一か月で一万円の報酬を得ようとすると、実に50個の販売が必要になります。
参考のために、楽天アフィリエイトの報酬利率の一覧を添付しておきます。
アマゾンや楽天は商品数が非常に多くて、初心者でアフィリエイトを始めるに当たっては、アマゾンや楽天を薦める人も多いですが、それなりの報酬を得ようとするとかなりの数を販売しないといけないという事は覚悟しておいてください。
それと比べて、ASPアフィリと呼ばれるアフィリエイトは報酬単価が高いのが特徴です。
報酬が一万円を超える商品やサービスもあります。
ただし、高額の報酬単価を得ようとすると、それなりの文章力やマーケッティング力も必要になってきます。
今の自分の力量に合わせて、ASPは選ぶようにしましょう。
A8.net(エーハチネット)
A8.net国内に各種ASPの中で最大手が、「A8.net」です。
累計広告主数は21,000社以上で、登録しているサイト数は280万サイト以上と言われています。
ASP会社として最も古くアフィリエイターからの信頼も厚く、初めてアフィリエイトを行う人のほとんどが登録をします。
初心者が利用する理由として、登録するサイトの審査が比較的やさしいことが挙げられます。
無料ブログでもサイトの申請は可能ですし、ワードプレスのブログであっても、それほど作り込んでいなくても簡易的なブログでも登録が可能です。
アフィリエイト目的で作成していないブログでも問題なく申請することができます。
多彩なジャンルの広告を取り扱っており、時間をかけて広告を探していけばあなたに合った広告がきっと見つかるでしょう。
ValueCommerce(バリューコマース)
バリューコマースは、国内で最も古い老舗のASPです。
長い経験を活かして、定期的にアフィリエイター向けのセミナーを実施しています。また、収益をあげる為のノウハウ関連のコンテンツも提供しています。
トップページを見れば分かるように、「Yahoo!ショッピング」「楽天市場」「Amazon」など大手ネットショップのアフィリエイトが利用できるのも大きな特徴の一つです。
報酬の振り込みは1,000円以上となっています。手数料は無料なので登録しておいて損はありあません。
afb(アフィビー)
afbは、バリューコマースやA8と比較すると歴史は浅いですが、アフィリエイターをパートナーとして大切にすることで知られています。
アフィリエイターからの支持も厚く、6年連続でアフィリエイターが支持するNo.1ASPに選ばれています。
最近は広告に関わる法令情報専門サイトを開設するなど、利用者が安心してアフィリエイトに取り組めるように側面から支援してくれる姿勢に好感が持てます。
同じ商品であってもA8と比較した場合、消費税10%加算して支払われる分、単価が高くなる傾向があります。
最低支払金額が777円と少額であるので、初心者でも取り組みやすくモチベーションアップにも効果を発揮します。おまけに報酬の手数料も無料なので私が最もオススメするASPです。
また各種セミナーやノウハウの配信なども行っており、初心者がステップアップできるように様々な取り組みを行っています。
報酬の支払いについても、翌月末払いになっており、業界でも最速の支払いスパンなので、早く報酬を手にしたいという人にもおすすめのASPです。
AccessTrade(アクセストレード)
アクセストレードは登録サイト数累計73万サイト、広告累計数2.5万件と中堅のASPです。
最低報酬支払額は1,000円からになっており、初心者でも取り組みやすいASPです。
金融系の案件が豊富で、他のASPよりも報酬が高く設定されている場合が多いです。
金融系やクレジットカード系は上位表示することが出来れば、非常に稼ぐ事が案件ですが、競合がひしめき合っているジャンルでもあります。
SEO資源もかなり求められまHし、初心者が参入しない方がいいと言うのが私の考えです。
「アフィバックモール」という自己アフィリエイトができるプログラムがあって、本格的にアフィリエイトに参入する前に軍資金作りに使う事ができます。
アマゾンアソシエイト
Amazonアソシエイトは、Amazon.co.jpで取り扱う1億以上の商品から好みの選定し、紹介できるアフィリエイトサービスです。
アカウント作成も無料ではじめることができます。
料率は平均すると低いですが、ジャンルによっては、最大10%となるジャンルもあり魅力的なASPでもあります。
書籍やCD、DVDなどを紹介して売り上げを上げたい方はアマゾンがおすすめです。紹介した商品やサービスが直接購入されなくても、リンクを踏んだ後に購入された商品が報酬の対象になるのもありがたい制度です。
アマゾンは誰でも知っているASPなので、ユーザーも安心して購入することが出来るので初心者には最適なASPとも言えます。
楽天アフィリエイト
楽天は日本人であれば、誰でも知っているというくらい知名度が高いショッピングモールです。
誰でも一度くらいは楽天で商品やサービスを購入した経験があるのではないでしょうか?
その楽天ですが、単に消費者としてモノやサービスを購入するだけではなく、あなたがお気に入りのサービスや商品を紹介して報酬を得るという方法もあります。
それが「楽天アフィリエイト」という方法です。
楽天アフィリは、報酬の利率が低いので、あまり稼ぐ事ができないと言われいますが、選ぶ商品によっては高額報酬のものもあるので、意外と狙い目のASPです。
ここでの解説やごく簡単にしておきますが、楽天アフィリエイトについて詳細を知りたいと言う方は以下の記事から詳細をご覧ください。
→【50代から始めるアフィリエイト講座5】楽天アフィリエイトの特徴と登録手順
インフォトップ
インフォトップは一般的なサービスや商品を販売するASPではなくて、色々なスキルを身に付ける為のマニュアルであったり、ツールなどを販売しているASPです。
一番の特徴は報酬単価が高い点です。
一つの商品の単価が数千円というのは当たり前で、一つの商品を販売しただけで数万円の報酬というものもあります。
また、もう一つの大きな特徴として、一般的なASPアフィリと違って提携申請が不要という点もありがたいですね。
ここでの解説やごく簡単にしておきますが、インフォトップについて詳細を知りたいと言う方は以下の記事から詳細をご覧ください。
→【50代から始めるアフィリエイト講座6】インフォトップの特徴と登録手順
ASPとの付き合い方
ここまで私が最低限登録しておいた方がいいと思うASPをご紹介しました。
ここからは、登録したASPとどう向き合って付き合っていくかについて、私の経験を踏まえて解説していきます。
あなたに適したASPを見つけると言うのも大切なことですが、それよりも大切なことは賢く付き合っていく事の方が大切です。
どう賢く付き合っていくかについて以下よりお伝えしていきます。
最初はASPは分散させないようにする
特に初心者に言える事ですが、登録したASPをすべて使う必要はありません。
あまり多くのASPを使い過ぎると、報酬が分散します。
また、通常のASPは商品ごとに提携審査が必要になるので、それだけでもかなり面倒です。
出来るだけ、記事の執筆やブログの全体像を考えながら運営していくことを考えると複数のASPにまたがって登録するのは得策とは言えません。
初心者が最初の目指すべき報酬額は月に五万円なり10万円になることが多いです。
それを考えると、なおさら利用するASPを一つか二つに絞って報酬がまとまるようにしましょう。
複数のASPを利用するのは中級者になってからも十分間に合います。
初心者に間は出来るだけASPを絞って報酬を上げていくようにしましょう。
運営するブログのコンテンツと相性のいい商品やサービスを紹介する
初心者のうちは記事を書いたらすぐに色々な商品を紹介して報酬を得ようとします。
そのために、一つの記事のなかに色々な広告を貼ってしまいがちです。
内容の薄い記事の中にたくさんの広告を貼ってもクリックされることは少ないです。
最初のうちは、記事の質にこだわり、読者に読まれる記事を書くことに意識を向けて記事を書いていきましょう。
紹介するサービスや商品はブログ設計の時点から決めておいた方がいいです。
途中で紹介するサービスや商品を変更する事は構いませんが、あなたが運営するブログや書いた記事と相性の良い案件を選んで紹介していきましょう。
そして、これはアフィリエイトを行う基本的なことですが、報酬目当てに単価の高い商品ばかりを紹介しないように注意が必要です。
あくまでも自分が実際に使ってみたサービスや商品を紹介するのが基本です。
その為に、あなたが得意な分野や好きな事を書いてマネタイズしていくために特化型のブログを作っていくのです。
そのブログと相性の良い商品を選ぶようにしましょう。
中級者になったら、単価の高いASPを利用する
中級者になってきたら、同じ商品を扱っているASPと単価を比較して単価の高いASPを利用していきます。
例えば、A8とafbを比べてみると、afbは10%の消費税が加算される分、報酬単価が高くなるケースが多いのです。
また、私の経験上、A8よりもafbの方が単価が上がりやすいような気がします。
一つの目安は月の報酬額が10万円を超えたら、さらに報酬アップするためにどうすればいいかを考えていきましょう。
その一つがASP同士を比較してみて、商品の単価を比較することです。
扱っている商品が複数ある場合は、エクセル等を使ってしっかりと単価を比較できるよう可視化も必要になってきます。
稼いでいるアフィリエイターはこうした作業を地道に行っています。
月の報酬額が10万円を超えたら、ぜひこうした取り組みも加えていきましょう。
単価交渉することも大切
最後に同じ商品がコンスタントに月に10個以上販売出来るようになったらASPに連絡して特別単価(特単)の交渉をしていきましょう。
特単は待っているだけではなかなか連絡が来ないモノです。
目安とすれば、一つの商品が月間で10個以上販売することが出来たら連絡すると覚えておきましょう。
出来れば、二か月以上の販売実績があった方が特単申請が通りやすいです。
ASPや商品によって特単の交渉の仕方は様々ですが、最初からいくら以上販売したらいくらになると決まっている場合もあります。
商品の提携申請の際に、その辺りの条件も確認しておきましょう。
まとめ~【50代から始めるアフィリエイト講座4】主要ASPの特徴や付き合い方について
この記事では、50代から始めるアフィリエイト講座の第四回目として主要ASPの特徴や付き合い方を中心に解説しました。
具体的に解説したのは以下の事項です。
①アフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)の役割について
②主要ASPの特徴について
③ASPとの付き合い方
初心者の間は、分からないと思いますが数をこなすことによって提携申請もスムーズに出来るようになっていきます。
提携するサービスや商品の数が増えてきたらエクセル等を使ってまとめておくと、その都度ログインしなくて済みます。
アフィリエイトは意外と細かい作業が多いです。出来るだけ作業はこまめに行い、無駄を省いていきましょう。