【初心者向け】ルートドメインとマルチドメイン、サブドメインの違いやメリット、デメリットを徹底解説

ルートドメインとマルチドメイン、サブドメインの違いやメリット、デメリットを徹底解説

この記事ではマルチドメインとサブドメインの違いについて解説します。

  • マルチドメインって何?
  • サブドメインって何?
  • サーバー側の設定方法が分からない

以上の悩みを解決します。

本記事の内容
  • マルチドメインのメリットとデメリットを解説
  • サブドメインのメリットとデメリットを解説
  • サーバー側での設定について解説

レンタルサーバーを借りる際には、マルチドメイン無制限というのは大きなアドバンテージになります。

最近のレンタルサーバーでは 格安サーバーでも、どんどんマルチドメイン無制限化が増えています。

一つだけのブログで運営するには問題ありませんが、 将来的にいくつかのブログを運営するならマルチドメインOKのレンタルサーバーを借りるようにしましょう。

マルチドメインとは何か?

マルチドメイン

マルチドメインというのは、簡単に言うとサーバー上に、複数のドメインを設置することです。数年前のサーバーでは、ドメインは一つだけしか設置出来ないサーバーもありました。

ここ数年の間に新しいレンタルサーバー会社が増えて、一つのサーバーに複数のドメインを設置できるマルチドメイン化が進んでいます。

数年前のレンタルサーバーであれば、一つのサーバーで一つのドメインしか設定できないというサーバーもありました。

しかし、 現在では格安サーバーであっても、ほとんどのサーバーはマルチドメインが無制限で設定できる仕様 になっています。

もし、レンタルサーバーを借りる場合は、、マルチドメインに対応しているサーバーかを必ず確認するようにしましょう。

マルチドメインのメリットやデメリットを徹底解説

メリットとデメリット

ここでは、マルチドメインのメリットとデメリットについて解説します。一つのブログを収益化することが出来たら、次に行うのは新しいブログの構築です。

新しくブログを作ろうとすると、新しいドメインが必要になります。新しくドメインを取得すると、ドメイン料金が必要になったり、サーバーに設定しないといけません。

マルチドメインのメリットとデメリットをしっかりと理解しておく事で今後のブログ構築にも役立ちます。しっかりとメリットとデメリットを理解しておきましょう。

マルチドメインのメリットについて

二つのメリット

マルチドメインのメリットは二つあります。一つは まったく違うドメインなので、以前運用していたドメインが何らかのSEO上のペナルティを受けたとしても、その影響を受けることはありません。

二つ目は、新しいドメインなので 最初からブログを育てていけるので、育てていく楽しみが出来る と言う点です。

マルチドメインのデメリットについて

デメリット

マルチドメインのデメリットは三つあります。一つは、 ドメインを取得するたびに、新しいドメイン列を考えたり、料金が必要 になります。

二つ目は、 サーバーにドメインを取得する度に設定しないといけません。もし、ワードプレスを設定するなら、ドメインを取得する度にワードプレスを設定しないといけません。

それを考えると出来るだけ簡単にワードプレスを設定できる機能を持ったサーバーを借りていた方がいいということになります。

その点、当サイトで最もおすすめしているXサーバーでは「ワードプレス簡単設定機能」があるので二つ目以降のワードプレスでも2クリックでワードプレスを簡単に設定することができます。

三つ目のデメリットは、メリットと相反することになりますが、 新しくブログを育てていくことになるので、時間がかかる ということです。

最低でも半年間はブログの記事を書き続ける事が必要になります。

ルートドメイン、サブドメイン、サブディレクトリについて徹底解説

ルートドメイン

当ブログのURLは「https://arafifate.com」ですが、このURLで解説します。ドメインと言われる部分は、「https://~」の部分です。

厳密に言うと、~の部分がドメインになります。

ルートドメイン  → arafifate

サブドメイン   → sub-arafiate

サブディレクトリ → arafiate.com/sub

ルートドメイン

ルートドメインは、名称の通り、“Root”つまりドメインの”根っこ“になる部分です。arafifateの場合は、ルートドメインは、http:// arafiate.com/です。

サブドメイン

サブドメインは、ルートドメインの頭の部分に文字を付け加えたドメインです。arafiate.com/の場合、サブドメインは、http://sub. arafiate.com/ です。

なお、今回分かりやすいように、「sub」という単語を使っていますが、これはどんな文字列でも使うことができます。

要は 自分で好きなドメイン列を考えて、新しくドメインを作ることが出来る と言うことです。

サブディレクトリ

サブディレクトリは、ルートドメインの後ろの部分に設定した階層を指します。

arafiate.com/の場合は、サブディレクトリは「arafiate.com/sub」になります。

サブディレクトリは、ルートドメインのテーマと一致しているか、若しくは関連している必要があります。

ルートドメインとサブディレクトリで作ったコンテンツはお互いに影響を与えます。

サブドメインのメリットについて

ユーザーのメリット

サブドメインの一番のメリットは、複数サイトを運営したい場合に新しくドメインを取得する必要がなく、コストがかからないことです。

ルートドメインで作ったブログに関係ないテーマであっても、サブドメインでは作成することが可能です。

SEOの観点から申し上げると、ルートドメインのパワーがサブドメインにも引き継がれる ことが分かっています。

一方で、SEO上の問題点としては、サブドメインまたはルートドメインで作ったコンテンツで何らかの問題が生じた場合、もう一方にも影響を与えるということです。

サブディレクトリのデメリットについて

デメリット

サブディレクトリで作成したコンテンツは、ルートドメインで作ったコンテンツと関連している必要があるという事は前述した通りです。

もし、 ルートドメインで作ったコンテンツの評価が低い場合は、その低評価がサブディレクトリで作ったコンテンツにも引き継がれるので、要注意 です。

サブディレクトリでコンテンツを作成する場合は、まずはルートドメインで作ったコンテンツの評価が高くなるようにしっかりとしたコンテンツを作っていきましょう。

Xサーバーで実際にサブドメインを設定してみる

Xサーバーがおすすめ

次に実際にXサーバーでサブドメインを設定しましょう。まずは、Xサーバーのサーバーパネルに入ります。ここからの解説はXサーバーをレンタルしているという前提で話を進めます。

もし、契約していない場合は、飛ばしても差し支えありません。

サブドメイン設定

すると以下の画面に移行します。

サブドメイン設定2

サブドメイン設定追加をクリックすると以下の画面に移行します。

サブドメインの設定3

上記図に基づいて、設定します。設定が終了したら、「確認画面へ進む」をクリックします。以上でサブドメインの設定は終了です。

Xサーバーで実際にサブディレクトリを設定してみる

ここからは、エックスサーバーでサブディレクトリを作る方法を、図解付きで解説します。まずは、Xサーバー内のサーバーパネルに入ります。

Xサーバーのサーバーパネル画面

次にサーバーパネルの中の『WordPress』にある『WordPress簡単インストール』をクリックします。

すると以下の画面に移行します。

Xサーバーのサーバーパネル2

次に「Wordpressインストール」をクリックします。クリックすると以下の画面に移行します。そして、以下のようにそれぞれの項目を入力していきます。

Xサーバーのサーバーパネルに入力
サイトURL⇒サブディレクトリのアドレス(後で変更不可)
ブログ名⇒ブログの名前(後で変更可)
ユーザー名⇒WordPressにログインするときの名前(後で変更不可)
パスワード⇒WordPressにログインするときのパスワード(後で変更可)

そのまま、下にスクールしていきます。

Xサーバーのサーバーパネルに入力

上記二カ所にチェックを入れたら、「確認画面へ進む」をクリックします。

メールアドレス⇒WordPressから届くメールを受け取るアドレス

キャッシュ自動削除⇒ONにする

データベース⇒自動でデータベースを生成する

確認画面をクリックすると、今入力した画面が出るので、入力か所に間違いがないかを確認します。間違いがなければ、以下の画面のインストールするをクリックします。

ワードプレスのインストール

以上で、今作ったサブディレクトリのドメインで無事ワードプレスをインストールすることが出来ました。慣れたきたら五分もあれば終わる作業です。

まとめ~ルートドメインとマルチドメイン、サブドメインの違いやメリット、デメリット

\この記事では、以下の内容についてお伝えしました/
MASA
この記事ではルートドメイン、サブドメイン、サブディレクトリで新しくドメインを作成する方法とそれぞれのメリットやデメリットを解説しました。
  • マルチドメインについて解説
  • サブドメインとサブディレクトリについて解説
  • Xサーバーで実際にサブドメインを設定(図解)

今すぐできる具体的な行動

①ドメインを一つ取得する
②サーバーにドメインを設定する
③実際にサブドメインを取得する

ドメイン一つ取得していれば、サブドメインやサブディレクトリでいくつも新しいドメインを作ることができます。

ただし、ルートドメインのコンテンツが引き継がれるので、ルートドメインで作ったコンテンツの質が低いと、せっかく新しいドメインを作ってコンテンツを作っても低品質のコンテンツだとグーグルに評価されてしまいます。

まずは、ルートドメインでしっかりとした高い評価を得ることが出来るコンテンツを積み上げていきましょう。

『初心者向け』初心者でも迷わずドメインを決める事が出来る選び方を徹底解説
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2021-01-01 14:36

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