ブログを始めたものの、記事の書き方が分からないと悩んでいませんか?この記事では、そんな方に向けてブログの書き方の手順を解説します。
- ブログ記事の作り方が分からない
- 記事を作る手順を知りたい
- 記事設計の具体的な方法を知りたい
こんな悩みを解決します。
- 記事を書く前に必要な5ステップを解説
- 記事設計の9ステップを具体的に解説
- 記事を書き終えた後の推敲の手順を解説
筆者は2009年から無料ブログを書き始めて、今まで作ったブログは500以上あります。そんな筆者が読者に読まれる文章を書くために、必要な要素を全て詰め込みました。
この記事では、記事を書く前に必要な文章構成の作り方を5ステップに分けて順に解説。また、文章構成を作ってから記事を書く手順を9ステップに分けて解説しています。
この記事を最後まで読むことによって、記事設計の具体的な方法が分かります。ぜひ、最後まで読んで記事の書き方をマスターしていきましょう。
文章構成を作る5ステップ
ブログの記事をいきなり書いても、自己満足な記事になることがほとんどです。また、そんな記事をいくら書いても読者に読まれるブログにはなりません。
読まれる記事を書けるようになるには、準備が必要です。
その準備とは、文章構成をしっかり練ってから記事を書き始めるという事です。ここでは、 記事を書く前に必要な文章構成の作り方を7つのステップ に分けて解説します。
この七つのステップに沿って、文章構成を作成する事によって、 読者目線で記事が書けるようになり、その結果としてブログに訪れた読者に読まれる記事が書けるようになります。
最初は時間がかかりますが、慣れていくに従って記事を書くスピードはどんどん早くなっていきます。
ステップ①キーワードを決める
記事で必要なことは誰に向けてどんな記事を書くかということです。その際にヒントとなるのが「キーワード」です。キーワードは読者が打ち込む単語です。
一つの単語の場合もありますし、いくつかの単語を並べて検索窓の打ち込むこともあります。また、人によっては短い文章で検索窓に打ち込む場合もあります。
記事を書く前には、まずは「キーワード」を決めてから、記事を書くようにしていきます。キーワード選定については以下のリンクから詳しく解説しています。ぜひ、ご覧ください。
ステップ②そのキーワードで検索するペルソナを設定する
ペルソナは人によってはターゲットと表現する時もあります。厳密に言うと違いがあるのですが、ここではペルソナもターゲットも同じ意味であると仮定しています。
記事を書く時にはキーワードが大切であると言うことはお分かりだと思います。
次に必要なのはキーワードが決まったら次に必要なのは、そのキーワードを検索窓に打ち込むのはどんな人であるかを考えるということです。
どんな人がどういう悩みを抱えて、そのキーワードを打ち込んだのかを考えることによって、記事で書く事もおぼろげながらに思い浮かんできます。
読まれる記事を書けるようになるには、このペルソナの設定が非常に重要になります。ペルソナを設定するには、最低でも下記のデータは盛り込んでください。
- 性別
- 年齢
- 住所
- 仕事
- 年収
- 生活習慣や趣味
たった一人のペルソナに対して、語りかけるように記事を書く事によって、共感される記事が書けるようになるのです。
ステップ③ペルソナから検索意図を想定する
ペルソナを設定したら、次に行うのは検索意図の想定です。検索意図というのは、検索者はどういう目的で、そのキーワードを打ち込んだかを考えるということです。
検索者は色々な悩みを抱えています。
あなたが設定したペルソナがどういう感情でどんな目的でキーワードを検索窓に打ち込んだかを考えていきます。
一般的に、検索ユーザーは、以下の4つの事を考えていると言われています。
- 何かを知りたい
- どこかに行きたい
- 何かをしたい
- 何かを買いたい
この検索意図を的確に把握することによって、記事の中で読者が求めている答えを返すことができます。
検索意図については、以下のリンクから詳しく解説しています。ぜひ、ご覧ください。
ステップ④読者の本当のゴールを考える
ここも非常に大切なステップです。前項で検索意図を把握することの大切さをお伝えしました。検索意図を把握したら、読者が求めている本当のゴールを考えていきます。
ここは、具体例があった方が分かりやすいと思うので、具体例を示していきます。
例えば、あなたがダイエットサプリを探しているとします。打ち込むキーワードは、「ダイエットサプリ 効果 早い」とします。
このキーワードの検索糸は、ダイエットサプリで効果が早く出る商品を探していると推測されます。そして、記事の中ではいくつもあるダイエットサプリの中で効果が早い商品を紹介していくことになります。
ランキングでいくつかの商品を紹介していきながら、おすすめの商品のメリットやデメリットを示しながら最終的に購入に結びつけるように記事を書いていく流れになるかと思います。
ただ、ここで気をつけて欲しいのは読者の本当のゴールも考えておくことが大切であるということです。
読者の検索意図は、効果が早く出るダイエットサプリを購入する事です。しかし、ここが 読者が求めている最終ゴールではありません。
購入してダイエットが上手くいった後に、 求めているのは女性にもてる事であったり、かっこいい体つきを手に入れたいであったりします。
それが最終的に目指している未来だということになります。これをマーケティング用語で、 「ベネフィット」 と言います。
ここを理解していると、ダイエットが成功して、求めている体つきになった時に、次に必要なものは、オシャレな洋服であったり、女性と出会う場所であったりします。
こういう情報を記事の中で、紹介する事によって記事を読んだ読者の読者満足度も上がり、上位表示が可能になります。
ぜひ、記事の中に 読者が商品やサービスを購入することで最終的に何を求めているかというベネフィットを織り込んでいきましょう。
ステップ⑤記事の目的を明確にする
次に大切なことは記事の目的を明確にすることです。この記事の中で読者に何を伝えるのか?何をしてもらいたいのか?
これを明確にしておくと、記事の内容がブレなくなります。記事の内容がブレないと、読者の満足度も上がり、ブログに再訪問してくれる回数も増えるのです。
もう少し具体的に解説します。
これは記事を読んでいる読者の検索意図とも関係しますが、例えば、どこかに行きたいというのが検索意図であれば、記事の中で、具体的な手段や方法、日時、交通機関など、どこかに行きたいという ニーズをしっかり満たしてあげる記事に仕上げていく ということ。
読者の検索意図をしっかり読み取って、読者の満足度を上げる記事になっているかを必ず確認するようにしましょう。
ブログで記事を書く為の記事設計9つの手順
文章構成が完成したら、次に行うのは記事の設計です。建物にも設計が必要であるように、 読まれる文章を作るには記事設計は必須 です。
ここをきちんと行うことによって、読者が満足してくれる記事が出来上がります。誰でも最初は初心者です。
でも、慣れていくにつれて次第に記事設計の行い方が腑に落ちて大切さが分かってきます。読まれるブログあるいはブログをマネタイズしたいと思うなら、記事設計から逃げないでください。
多くのブロガーは、この記事設計をきちんと行っていません。ですが、誰もやらない事をきちんと行う事によって道は開けてきます。 ブログ記事の一つ一つを時間をかけて練り上げて作り込んでいきましょう。
以下の9ステップに従って、記事設計を行うことによって、人に読まれる記事が出来上がります。
- 狙うキーワードでライバルチェック
- 記事の説明文を120文字前後で作成
- 目次の作成
- 記事タイトルの作成
- リード文の作成
- 目次に沿って記事を書く
- 書いた記事を見直す
- 記事の装飾を行う
- 記事の推敲を行う
手順①狙うキーワードで上位表示のブログをチェックする
まずは、上位表示されている一位から10位のライバルブログを確認します。その際に確認するべき事項は それぞれのブログのタイトル、リード分、見出し、それぞれの記事の内容です。
見出しを見ることによって、その記事の概略が掴めるはずです。
余裕があれば、11位~20位のブログを見てもいいですが、最初からハードルを上げると継続できなくなるので、一位から10位のブログを確認していきます。
私の場合は、それぞれの ブログのタイトル、リード文、見出しをメモ帳にコピーして記事を書く時の参考 にしています。
手順②記事の説明文を120文字以内で作成する
記事の説明文を作成します。この時に注意するのがキーワードをしっかりと入れる事です。メインキーワードは二回、サブキーワードは一回は入れるようにします。
検索した時に、記事が上位表示されるとタイトルの下に表示されるのが、記事の説明文です。タイトルと説明文を読んで、読者はブログに訪れます。
ですから、タイトルの次に大切なのはブログの説明文と言えます。 目安は80文字~120文字 くらいが妥当です。
記事に何が書かれてあるかが分かるように記事の概略を書いてください。
手順③何を伝えたいかを明確にして目次を作る
次に記事の見出し(目次)を作ります。
記事の見出しはあなたが記事の中で伝えたいことを書き出します。伝えたい順番に見出しを考えていきます。
一つの見出しの中で伝えたいことがいくつかの項目に分かれる場合は、小見出しを作って整理しながら考えていきます。
以下をイメージして作っていってください。
小見出し
小見出し
小見出し
大見出し (伝えたい事2)
小見出し
小見出し
小見出し
まとめ
手順④記事のタイトルを作る
次に記事のタイトルを考えていきます。タイトルには、記事の構成の時に、選んだキーワードを必ず盛り込むようにします。キーワードの文字数については色々な意見があります。
例えば、32文字以内がいいと意見もあれば、34文字がいいという意見があったり、40文字以内であればいいという意見もあったりします。
私は過去の経験から最長でも35文字以内がいいのではないかと思っています。ですから、記事タイトルの文字数は35文字以内で作成してください。
次にキーワードに関してです。メインキーワードは出来れば左端にしてタイトルを作っていきましょう。
何故、左端がいいかというと、グーグルのクローラーと呼ばれる検索エンジンのロボットは左端から情報を読み込んでいくと言われているからです。
自分が書いた記事やブログが少しでも上位表示できるように、いいと言われる対策はしていきましょう。そして、読者にとって魅力的なタイトルを作っていきます。
キーワードだけを意識して、詰め込んでも読者にとって魅力的なタイトルではないと、上位表示しても読者からクリックされることはありません。
では、魅力的なタイトルをどのように作っていけばいいの?という疑問にお答えします。
○○○○○○ |読者の興味を引く要素
○○の部分にキーワードを盛り込みます。後半の|以下に読者にとって興味がわくような文言を入れていきます。
ブログタイトルで目を引く要素としては、数字、あるいは読者が感性に訴えかけるような単語を盛り込むと効果的です。
数字の場合だと、以下の例のように「3、5、7」という数字を使っていきましょう。
五つの原因
七つの極意
これは心理学的に人間の脳が覚えやすいという理由からです。単語の場合だと上記の例でも使っていますが、以下の単語をキーワードに応じて使っていきましょう。
- 秘訣
- 原因
- 極意
- 短期間
- 無料
- 方法
- 理由
- ノウハウ
- 簡単
- 限定
手順⑤リード文を作る(500文字以内)
次にリード文を作る方法について解説します。リード文は記事を読む前に前置きとも言える部分です。
タイトルを見て、ブログに訪れた読者が一番最初に触れる文章です。この リード文を見て読者はその後の文章を読むかどうかを決めます。
ですから、タイトルの次に大切な部分がリード文と言っても過言ではありません。タイトルと同様にリード文の作成についても全力で書いていきましょう。
ブログ初心者の為に、今回はテンプレートをご紹介します。
以下のテンプレートに沿ってリード文を書くことによって、ブログに訪れた読者が違和感なく記事を読んでくれるようになります。
2:記事の要約(この記事にはこんな事が書いてあります)
3:記事を読むメリット(この記事を読むことによって、こんなメリットあります)
4:最終的な結論
書いた後にチェックして欲しいのは、リード文を読んだだけで記事に何が書かれてあるかが分かるかどうかという事です。
記事の要約が理解できて、記事を読むことによって、どういうメリットがあるかが分かりやすく書かれてあればそれでOKです。
手順⑥目次に沿って本文を書く
ここから、いよいよ本文を書いていきます。事前に読者に伝えたいことをまとめており、見出しを作っているので、その見出しにそって記事を書いていきます。
もし、書いている途中で情報が足らないと思ったら、その都度調べながら文章を書いていきます。ここでの注意点は、出来るだけ一気に書いてしまいましょう。時間が空いてしまうと書く内容が違ったりします。
私の場合はそうでした。ですから、 記事を書き始めたら一気に書き上げてしまうのが一つのコツ です。
手順⑦書いた文章を見直して、修正する
一気に記事を書いてしまったら、次に行うのは記事の修正です。記事を書いた後は必ず修正をします。
一階だけで読者が満足する記事を書くことは出来ません。これはどんなにブログ記事を書いている人でも同じことが言えます。
ですから、記事を一気に書いた後は、しばらく時間を置いてから、誤字脱字がないか?文章と文章のつながりはどうか?接続詞を使い過ぎていないか等を必ずチェックしていきます。
このチェックをしっかり行っていると最終的な記事全体の総点検の時に修正する箇所が少なくてすみます。
手順⑧画像を入れたり、装飾を加える
記事が完成したら、次の記事の装飾を行います。記事の装飾とは記事をさらに見やすくするようにすることです。
記事の装飾については以下の項目を意識して装飾を加えていきます。
- 記事の内容に応じた画像を入れる
- 改行を入れて読みやすくする
- 文字だけで分かりずらい部分は図を使って解説する
- 箇条書きを使って分かりやすくする
- 吹き出しなどで会話風にして読者を飽きさせないように工夫する
- 枠や色を付ける(但し、色は三色までにする)
全部の記事にする必要はありませんが、記事の内容によってどんな装飾が必要であるかをその都度考えながら装飾していきます。
装飾する目的はあくまでも読者ファーストに立って、読者が読みやすい、理解しやすくするために行うという事 を忘れないでください。
手順⑨最終的な文章の校生と装飾を確認する
いよいよ最終段階です。記事を書き終えて、装飾が終わったら、出来れば一日か二日ほど時間を置いてから、総点検を行います。
何故、 時間を置いた方がいいかと言いますと、その方が第三者の視点から記事全体を見直すことが出来るから です。記事を読むのはあくまでも自分以外の第三者です。
第三者の読者が満足度の高い記事に仕上げていくのは、記事の全体的な校正を行う場合に第三者的な視点から見る方が修正の精度が上がるからです。
もし、あなたの身近な人で記事の校正等を手伝ってくれる人がいるなら、その方のサポートを受けながら記事作成をしていってください。
記事の最終的なチェックを行うに当たっては、以下のチェックリストを参考にしてください。
- 中学生が読んでも分かる表現になっているか
- 専門用語を使っている場合は、注釈を入れているか
- 漢字とひらがなのバランスはいいか
- 漢字は5文字以上連続して使っていないか
- ひらがな7割、漢字2割、カタカナ1割(記事の黄金比)になっているか
- 語尾が統一されているか
- 文章の語尾は3回以上連続して同じものを使っていないか
- 1文40文字、多くても80文字以内に収まっているか
- 箇条書きにできるときは箇条書きになっているか
- 一つの見出しに最低一つの画像が入っているか
- 記事の装飾が適度かどうか
まとめ~『ブログの書き方の手順を徹底解説』文章構成と記事設計の作り方をマスター!
今すぐできる具体的な行動
- 記事を書く為に必要な記事構成を作る五つのステップを解説
- 記事設計の具体的な9ステップを具体的に解説
- 記事を書くに当たっては、記事を書く前の準備が大切であることを解説
②キーワードを決めたら、記事設計を行い、記事を書く準備を行う
③記事設計図に基づき、1記事書き始める
記事を書く前準備として、記事の構成を考えること、次に記事設計を行う必要があります。その後に記事を書いていきます。
記事を書き終えた後は、推敲作業があります。できれば推敲は記事を書き終えたあとに、記事を一日寝かして行うのがベストです。
何故なら、第三者の意識で自分が書いた記事を見直すことができるからです。また、記事を書き終えた後も、グーグルサーチコンソール等の分析ツールを使って、記事を分析して上位表示を狙っていきます。
このように、記事を書くと一口で言っても、色々な作業が必要になります。ぜひ、この記事を参考にしてあなたが書いた記事を上位表示させていきましょう。
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