ブログや記事の書き方が分からないと悩んでいませんか?ブログの記事を書く際には一定の法則なり型があります。
- 記事を書いているけど、一向に上位表示できない
- 記事を書く際の法則や型を知りたい
- ユーザー目線に立ったライティングスキルを知りたい
こんな悩みを解決します。
- ユーザー目線ライティングとは何かを分かりやすく解説
- ブログ初心者におススメのPREP法を解説
- PREP法の流れを8ステップで具体的に解説
この記事を最後まで読むことによって、ユーザー目線ライティングとはどういう事かが理解できます。また、 ブログ初心者におススメの「PREP法」ライティングの七つの流れが理解できて、実際に記事を書くことが出来るようになります。
ぜひ、最後まで記事を読んで、あなたのブログをPREP法に沿って書けるようになってくださいね。
記事を書く前に「ユーザー目線」を理解する
ブログを運営する私たちが、まず理解しておきたい事は「ユーザー目線」とはどういう目線か?ということです。
私が考える「ユーザー目線」とは、検索窓にキーワードやキーフレーズを打ちこんで、何かの悩みを解決するために検索エンジンを利用するユーザーの立場に立って、ユーザーがどのような検索意図を持って検索してきているかを考えること。
検索エンジンを利用するユーザーの目的はざっくりと分類すると以下の通り、4つあると言われています。
- 何かを知りたい
- どこかに行きたい
- 何かをしたい
- 何かを購入したい
上記4つが検索ユーザーが求めている4つの顕在的な欲求であり、目的です。ここで、顕在的と表現したのは理由があります。それは、 隠れた潜在的な欲求があるということ。
実は、この隠れた欲求というのは非常に大切です。何故なら、この隠れた欲求がユーザーの本質的な目的であることが多いからです。
少し具体的に考えてみましょう。
例えば、今いる場所から近くにスタバがあるかどうかを検索したとします。このユーザーの表面的な目的(顕在目的)は、今いる場所から近くのスタバを探していると推測することができます。
しかし、潜在的な目的を推測してみると、都会の喧騒から離れて、オシャレな空間でゆっくりしたいと考えているかもしれません。
その場合であれば、今いる場所から少し離れている所にスタバがあったとしても、比較的人が少なくゆっくり時間を過ごせるスタバを選ぶ可能性の方が高いですよね。
ですから、記事を書く際にリサーチして、Aという地点から二つのスタバがあると仮定します。
スタバAは、今いる地点から徒歩10分で行くことができますが,駅から近いため、混雑することが多い。スタバBは今いる場所から徒歩20分。
でも、スタバAと比べると人通りが少ない場所にあるので、ゆっくりと時間を過ごすことができます。と書けばどうでしょうか?
目的にもよりますが、前述した「都会の喧騒から離れてゆっくりした時間を過ごしたい」と考えている検索ユーザーはスタバBを選ぶのではないでしょうか?
これが「ユーザー目線」に立ったライティングということ。具体的に言うと、 顕在目的と潜在目的の二つを満たすことができる記事を書いていく ということです。
ブログを書く時に、ぜひ意識しておきたいことです。
ユーザー目線に沿った記事を書くには、記事設計が欠かせません。以下のリンクから記事設計について具体的に解説しています。ぜひ、ご覧ください。
WEBライティングでは「PREP」で書いていくのがおすすめ
ブログで記事を書いていくに当たって、知っておかなければいけないのはブログ記事は私たちが普段目にする新聞や書籍などの文章とは違うということです。
通常の文章では「起承転結」が文章の型として使われることが多いです。
ところが、これから私たちが書いていく記事はWebライティングと呼ばれる特殊な書き方をしないと読まれることはありません。
Webライティングと言うのは、Webあるいはネット特有のライティングという意味です。ネットで文章を見る読者は大抵は流し読みをします。
ですから、 流し読みをしても文章の概略を理解できるような書き方をしないといけない のです。
Webライティングにはいくつかの型がありますが、私が推奨するのが「PREP法」と呼ばれるライティング術です。
PREP法で書いた記事は必然的に読者目線で書いた記事になります。
何故なら、記事を書く前にリサーチを行い、読者の悩みを解決できるような文章構成を考えるからです。
次の章ではPREP法について具体的に解説していきます。
PREP法はwebライティングの一つの型
PREP法は、ユーザーの疑問や悩みをいち早く解決できるライティング術と言われています。
どんなライティング術かと言うと、一番最初に結論を伝えるWebライティングの一つの型です。ブログ初心者やライティング初心者の多くは、今回ご紹介する「PREP法」から型を学びます。
PREP法の特徴は、一番先に結論を伝えること。検索ユーザーは、とにかくせっかちです。自分が検索したことに対して、とにかく早く答えを知りたいのです。
ですから、小説などのように「起承転結」のように一番最後に結論を書くようなライティングの型では、検索ユーザーはすぐにブログから離れていきます。
自分が求める情報に早くたどり着きたいと考える検索ユーザーのニーズに応えるには、一番最初に結論を伝える必要があるのです。
結論を早く伝えるのに最も適した文章の型が「PREP法」 です。PREP法は以下のような文章の型です。
- 『Point』結論
- 『Reason』理由
- 『Example』具体例
- 『Point』最後にもう一度結論を述べる
結論を最初に書くことで、何かの悩みや疑問を解決しようとしてキーワードを打ち込んでブログに訪れた読者に答えを返すことが出来ます。
そして、文章の流れで理由や具体的な事例を示すことで、とても理論的な文章構造が出来上がります。WEBにおいては、この書き方がユーザーに受け入れられやすいと言われています。
私は最初の結論は「リード文」の中に書く事を推奨しています。何故なら、 読者が最初に読むのはリード文 だからです。
ですから、リード文の中で結論、書かれている内容を明記する事で、読者はその後の文章も読みすすめてくれます。
PREP法の具体的な流れを8ステップで具体的に解説
読者目線で記事を書こうとすると、記事を書く前に最低限準備しておかなければいけない事があります。その準備を怠ると、読者目線に沿った記事を書くことはできません。
初心者の限らず、大抵の場合は記事を書く準備ができると、すぐに記事を書きたいものです。以前の私もそうでした。何の準備もしないでいきなり記事を書いていました。
「これから色々な記事を書いていくぞ」
でも、残念ながらこの記事の書き方では、たくさんの読者をブログに呼び込むことは出来ません。せっかく作ったブログには、やはり多くの人の読んでもらいたいですよね。
多くの読者にブログ記事を読んでもらう為には事前準備が欠かせません。この事前の準備をしっかり行っておくことで、読まれるブログが出来上がっていきます。
読まれるブログにするための準備は下記の8項目です。
- ポイント①ペルソナ設定
- ポイント②記事の「キーワード」を決める
- ポイント③キーワードの検索意図を考える
- ポイント④潜在ニーズを考える
- ポイント⑤検索意図に沿った伝えたいテーマを一つに絞る
- ポイント⑥記事の構成を考える
- ポイント⑦タイトルを考える
- ポイント⑧リード文を考える
以下から、それぞれ解説していきます。
ポイント①ペルソナ設定
ブログには「ターゲット設定が不可欠」という事をあなたは聞いたことがありませんか?確かにどんな人たちに向けて情報を発信していくかはとても重要なこと。
どんな人たちに向けて・・・これがターゲットと呼ばれるものです。
ただし、読まれるブログにするには、ここでもう少し踏み込んで考えていかないといけません。単にターゲットでは対象となる読者層が多すぎるのです。
よくある例が以下のような例です。
- 30代の女性に読んでもらいたい
- 40代の主婦層に読んでもらいたい
- 30代のサラリーマンに読んでもらいたい
- 40代で副業で稼ぎたいと思っている人に読んでもらいたい
上記のような例はよくある例です。しかし、これでは、あまりにも読者層が多すぎて、何を書いたらいいか迷ってしまい、結果的に読まれないブログになる可能性が非常に高いです。
そこで、必要なことはターゲットをより絞りこんでいくという考え方です。ターゲットを絞り込んでいくことをマーケティング用語では「ターゲティング」と呼びます。
ブログの読者をターゲティングして更に絞り込んでいくのです。これを「ペルソナ設定」と呼びます。ペルソナはターゲットをさらに細かく分類して、小さく設定したものです。
私はペルソナ設定をする際には最低でも10項目は考えて設定しないといけないと考えています。ペルソナを設定する事によって、読者に寄り添った記事が書けるようになります。
記事を書く際には、かならず読んで欲しい読者層を設定して、その読者層に向けて記事を書いていくのが大前提だということを覚えておいてください。
ポイント②記事の「キーワード」を決める
次に必要な作業はキーワードを決めることです。 自分の思いつきで日記みたいな記事を書いても読まれることはありません。
日記を書いて読まれるのは有名な芸能人だけです。
私たちが記事を書く目的は、自分が設定した読者層に読まれるように記事を書いていくことです。だとしたら、記事を書く前にどんな内容で記事を書いていくかを決めておく必要があります。
それが「キーワード」なのです。
人はそれぞれ色々な悩みを抱えています。そのヒントとなるのがキーワードだと考えてください。
キーワードは大きく分けて四つに分類されます。これは前述した通りです。まずは、 あなたが記事を書こうとするキーワードはこの4つの中でどの種類なのかを把握 してください。
すべてはそこから始まります。
キーワードの具体的な選び方については、以下のリンクから詳しく解説しています。ぜひ、ご覧ください。
ポイント③キーワードの検索意図を考える
キーワードを選んだら次に行うのは、そのキーワードを検索窓に打ち込んだ人の検索意図を考えます。検索意図とは、どういう目的で該当するキーワードを打ち込んだかを考えるということです。
この検索意図をしっかりと把握しないと、読者に読まれる記事を書く事は出来ません。記事の中では検索したキーワードに対する答えを返してあげないといけないからです。
例えば、何かを知りたいと考えてあるキーワードを打ち込んだ読者に対して、その情報が書かれていないと読者は、違うブログなりサイトに行くことになります。
何故なら、自分が求めている答えが訪れたブログには書かれていないからです。これでは、記事を書く意味すらありません。
ですから、 検索意図をしっかりと把握して、それに対する答えをしっかりと返してあげることが最も大切な要素 の一つであると考えてください。
ポイント④潜在ニーズを考えを考える
検索意図が把握出来たら、次に行うのは顕在ニーズの把握です。潜在ニーズと云うのは、ユーザーの隠れた目的であり、理想の未来という意味です。
ここでも、具体的なキーワードを例にあげて解説していきます。
例えば、30代の女性が「便秘 原因」というキーワードであなたが作ったブログに訪れたとします。この女性は便秘気味で普段から悩んでいます。
一体なぜ便秘になるんだろうとその原因を知るために、このキーワードを打ち込んだと考えられます。
ですから、当然返す答えは、 便秘の原因はこういう原因がありますと分かりやすく伝えることで、あなたが書いたブログ記事はしっかりと読まれます。
先ほどの女性は、便秘の原因が分かって納得したと思います。
便秘の原因が分かった女性が次に求めるのは、どうすれば便秘の原因を取り除くことが出来るかという方法を知りたい と考えることができます。
ですから、記事の中で 便秘の原因とともに、便秘を解消する方法をいくつか紹介しておくと更にその記事のニーズは高まります。
もし、便秘を解消する一番簡単な方法が便秘薬を飲むことであり、その便秘薬は即効性があり、副作用もなければ購入する可能性は非常に高いのではないでしょうか?
これが検索者が求める隠れたニーズ(潜在ニーズ)を先回りして考えて商品紹介まで繋げるという方法です。
ポイント⑤検索意図に沿った伝えたいテーマを一つに絞る
キーワードが決まったら、次に行うのは記事のテーマを一つに絞ります。原則的には一つの記事で伝えるのは一つのテーマのみです。
あれこれと色々なテーマを伝えるのは得策ではありません。必ず 伝えるテーマは一つに絞って書いていく習慣をつけていきましょう。
テーマを絞るというのは、特に初心者には難しいです。ある程度記事を書くのに慣れてくると、あれも伝えたい、これも伝えたいという気持ちになります。
そして、結果的に色々なことを伝えることになり、結局検索ユーザーにとって、「何が言いたいのか分からない」ということになります。
ですから、伝えたいことが複数ある場合は、いったんメモに書き出すなりして、優先順位を付けていきましょう。
優先順位を付けて、一番上に来たものを伝えるようにしていきましょう。そして、二番目以降に書き出したテーマについては、違うキーワードを見つけて、そこで記事の設計を行って伝えるようにしていきましょう。
ブログで収益化目的で書く記事は、あくまでも検索ユーザーが知りたいことを返してあげる という視点を常に持っておくことが大切。
記事を書く人の思いや勝手な思い込みの記事にならないように注意しないといけません。
ポイント⑥記事の構成を決める
次に記事の構成を考えます。記事を書くに当たって、記事の構成を先に考える習慣を付けていきましょう。何を書いていいか分からないという方の多くは記事の構成を事前に考えていないことが多いです。
記事の構成を考える目的は以下の3つです。
- 読者が求めている答えを記事の中で返すことを明確にするため
- 上位表示を目指せる記事を書けるようにするため
- あらかじめ記事の構成を考ええておくことによって記事を書くスピードがあげるため
それぞれ解説します。
まずは①ですが、記事の構成をあらかじめ考えておくことで、読者が求めている答えを確実に返せることができます。
ただし、それはきちんとキーワードの検索意図を把握しているという前提があっての事ですが・・・
②に関しては、構成を考える手順の中でキーワードやタイトルは先に決めておきます。
従って、構成案が決まった段階では、その構成に従って記事を書いていくだけで、自然にキーワードを意識して記事を書く事が出来るんです。
キーワードを意識して記事を書くことで、本文中には狙うキーワードがたくさん盛り込まれることになります。
狙っているキーワードが本文中に多くあることで、SEO的にも強い記事が出来上がります。
③に関してですが、構成案を考えているので、あとはそれに従って記事を書いていくだけです。私自身も毎回記事を書くときは、その手順に基づいて記事を書いています。
記事の設計をしないで記事を書いていた時と比べると、本当に雲泥の差があります。記事を書くスピードがとても早くなりました。
私の場合は、1記事で一万字を越える記事も少なくないですが、 構成を事前に決めておくことで、一万字超えの記事であっても三時間ほどで書き上げることが出来ます。
これは、キーボードを打つスピードにも依りますが、早いほうだと思います。ですから、記事を早く仕上げる為にも、記事の設計は必ず行うようにします。
ポイント⑦タイトルを作る
次にタイトルを考えます。最初から完璧に作らなくても構いません。もし、タイトルが浮かばなければ、仮タイトルでもOKです。記事全文を書き終えた後には、記事の見直しや修正を行います。
最終的に記事を公開する前に、最終的なタイトルを決定していきましょう。但し、タイトルは記事の顔とも言える重要な要素です。
決して手を抜かずに、最高のタイトルを作ることが出来るように頭を絞ってください。
タイトル作りにおける必須事項は以下の3点です。
- キーワードを必ず含める(キーワードが2語なら2語とも含める、3語なら3語とも含める)
- 文字数は30文字~40文字くらいにする
- 出来るだけ狙うキーワードは左端に寄せるように工夫する
- 日本語として自然な表現になっているかをチェックする
タイトルの具体的な作り方については、以下のリンクから詳しく解説しています。ぜひ、ご覧ください。
ポイント⑧リード文(記事の導入部分)
いよいよ最後の部分です。まずは、リード文(導入部分)の解説を行います。ブログの記事において、リード文はタイトルの次に大切な要素です。
何故なら、 読者はタイトルを見て、ブログを訪れ、最初に見るのがリード文 だからです。
ですから、ここも精一杯の文章力を駆使して書いていきましょう。ブログの訪れた読者はここを見て、読み進めるか、離脱するかを決めます。
本文が重要であることは間違いありませんが、本文を読んでもらうためには、記事のタイトル、そして記事の冒頭部分に当たる「リード文」は非常に大切なパーツであるということ。
リード文には含めなければいけない大切な要素があります。
- リード文には必ず結論を入れる
- 記事を読まなくてもリード文を読むだけで記事の概要が分かるようにする
- リード文の文字数は300文字~500文字以内にする
リード文もタイトルと同じで、最初に作ってもいいですが、最終的にはチェックして、上記の3つの要素がきちんと入っているかを確認しましょう。
リード文で最も大切なことは、記事の概要をきちんとまとめられているか ということ。
ユーザーがリード文を読んで記事を読まなくても、おおよそ記事に書いてある概要を掴むことができるかが最も大切です。
記事に書いてある概要を理解して、初めてユーザーはもっと詳しく知りたい、記事本文を読んでみようという気持ちになります。
そうした、ユーザーの気持ちも常に考えながら記事を作るようにしていきたいもの。リード文の中で、きっちりと結論を述べる事によって、読者は自分が求めている答えがあると認識して記事を読んでもらえます。
ぜひ、リード文でユーザーの気持ちをがっちり掴んでいきましょう。
まとめ~読者目線を意識して、ユーザーを惹きつけるブログ書き方講座!
- ユーザー目線とは、顕在目的と潜在目的を満たした記事を書くこと
- Webライティングでは「PREP法」がおススメ
- 具体的なPREP法の書き方を8ステップで解説
今すぐできる具体的な行動
②見つけたキーワードで需要があるかどうかをグーグルプランナーで調べる。
③数回見直して、誤字脱字がないかをチェックしてから公開する
この記事では、ユーザー目線で記事を書くとは、ユーザーが求めている目に見える目的、隠れた潜在的な目的を満たす記事を書いていくことが大切であると解説しました。具体的な記事の書き方は、「PREP法」が最もおすすめであると解説しました。
ぜひ、この記事の流れに沿ってPREP法をマスターしていきましょう。
WEBライティングでは、結論を一番先に伝えるのが最も読まれる記事になります。ぜひ、この文章の型を自分のモノにしていきましょう。
初心者に最もおすすめなのは、特化ブログでブログを作っていくこと。特化ブログの教科書とも言える【FUNBLO(ファンブロ)】を以下のリンクから詳しく解説しています。ぜひご覧ください。